Mizzy

【私の挑戦の軌跡】

高校時代から、「決められた枠に縛られるのが苦手」だと感じていました。大学に進学しても、やっぱり何かが違う。「これが自分の道だ!」と思えず、気づいたら大学を中退していました。その後はアーティストへの挑戦(笑)、工場、音楽業界、ホテル業界など自分の居場所を探し続けた日々。どれも完全には合わなかったけど、そこから得たのは「自分が本当にやりたいこと」を見つけるための経験。最終的に、「自分らしい仕事をしたい!」と思い、webデザインを学び始め、今ではひよっこデザイナーとして会社に勤めてます。失敗や挫折も、今の自分に必要な経験だった。もし今、何かに悩んでいるあなたがいるなら、私も同じように迷いながら進んできたことを伝えたいです。挑戦し続けることで見える景色があるから。

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「英語は話せるようになった?結局どうだった?」

あの頃、私は「夢」に生きていた

前回の記事で書いたけど、私はかつてアイドルを目指して整形して、
その費用を稼ぐために期間工として働きながらダンススクールに通う生活をしてた。
でもその生活はたった半年で終了。

でもね、想像以上に貯金ができちゃったの。
ローン返済を差し引いても、余裕で「次のステップに進める」だけの金額が手元に残ってた。

「じゃあ次、どうする?」――答えは“海外留学”

もう、アイドルは年齢的に難しいってわかってた。
でも、「何かを目指す自分」でいたかった。
そんなときふと、「英語を話せるようになりたい」って思った。

正直、英語なんて中学ぶりレベル。
だけど、今しかないって直感で決めた。

「3か月だけ、海外行ってみよう」
そんな勢いで、私はフィリピンに飛んだ。

留学、最初の1週間で「もうダメかも」って思ってた

フィリピン留学はマンツーマン授業がメインなんだけど、
たまにあるグループレッスンがめちゃくちゃしんどかった。

他の人がスラスラ話せる中で、自分だけ話せない。
「え、なんで来ちゃったんだろう」って何度も思った。

それに、正直どこかで
「留学って話せない人が行くんでしょ?行ってから学べばいいや」
ってナメた気持ちもあった。ほんとバカだったと思う。

今から行く人には、声を大にして言いたい。

📣行く前に、絶対にちょっとでも勉強しておいた方がいい!!!
それだけで、留学の密度も、楽しさも、全然変わる。

伝えたいのに、伝えられない。悔しさの連続

現地で仲良くなった友達ができても、
「もっと話したいのに、言葉が出てこない」
そんなもどかしさにずっと苦しんでた。

週末はダイビングとか、飲み会とか、いろんなイベントに誘われたけど――
**「話せない自分が恥ずかしくて、断って部屋に引きこもる」**日もあった。

泣いた。
本気で「もう1週間で帰国しようかな…」って思ってた。

それでも、好きになれたフィリピンの空気

毎日が挫折の連続だったけど、
それでも「フィリピンっていいな」と思える瞬間がちゃんとあった。

まず、料理がめちゃくちゃおいしかった。
中でも私がいちばん好きだったのは「シシグ」。(写真)
ご飯に合うし、屋台でもレストランでも食べてた。

町の雰囲気も、最初はびっくりすることが多かったけど、
屋台のあの香ばしいにおいや甘いお菓子のような香り、時には鼻が曲がるような強烈なにおいもあって、でも全部含めて“フィリピンの町”って感じがすごく好きだった。

夜でもひとりでふらっとコンビニに行ってたくらい。
(※治安は地域によるので、これ真似しないでください!笑)

フィリピンのスーパーが、私の癒しスポット

あと、これは完全に個人的なんだけど、
フィリピンのスーパーが超癒しだった。

だって、流れてる曲がほぼ洋楽かK-POP。
私の好きな曲ばっかり。
しかも、店員さんが普通に歌いながらレジ打ってる。雰囲気がめちゃくちゃゆるくて優しくて、
私はよくひとりでショッピングに行って、心を落ち着けてた。

泣いた夜、変わり始めた日々

留学中、一度みんなの前で泣いたことがある。
英語ができない悔しさ、何も伝えられないもどかしさ、
自信のなさ、全部が一気に溢れてしまった。

でもその時、ある子に言われた。

「悔しいって思うこと自体が、すごいことなんだよ。」

その言葉に、救われた。
そこから、少しずつ日本人の子たちとも打ち解けるようになって、
一緒に遊びに行ったり、週末のプチ旅行に参加したりするようになった。

島に泊まったあの日の思い出(そしてイケメン)

とくに印象的だったのは、
島にお泊りして、アドベンチャーや海を楽しんだあの週末。

なんと、そこには韓国人のイケメンもいて……(うふふ♡)

私は方向音痴なんだけど、夜にひとりでフラフラ散歩に出て、
案の定、ちょっと道に迷いかけて焦ってた。

スマホでホテルを検索しようにも、そのホテル、予約サイトで表示されてた場所と実際の場所が違ってて
仲間がオーナーさんと電話して「ごめん、バイクで迎えに行くね!」っていう事件もあったくらいの、
“クセ強め”なホテルだったの。笑

で、迷ってパニクってたら…

あの言葉が忘れられない

そしたら、なんと…
韓国イケメンが私を心配して探しに来てくれてたの!!!!

しかも英語で
「You were late, I got worried」
みたいなこと言ってた気がする(うん、たぶんそう…脳内で3回くらいリピートした。笑)

その瞬間、心の中で叫んだ。

「英語、もっと話せるようになりたい!!!!!」

友達がくれた、言葉じゃない“英語のモチベ”

私、もともとK-POPや韓国ドラマが大好きだったから、
フィリピンにいたたくさんの韓国人の友達と話す時間がめちゃくちゃ楽しくて。

伝えたいことがあるのに伝えられない。
でも、気持ちを共有したい人たちがいるからこそ、英語が話せるようになりたい。

その想いが、モチベの原点だったなって思う。

次回予告:また泣いた話(笑)

泣いて、励まされて、打ち解けて、
少しずつ楽しくなっていった私の留学生活。

でも、実は**“また泣いた日”**がある。
そのとき、ある出来事がきっかけで、
英語だけじゃない「本当に大事なもの」に気づくことになるんだけど…

それは、第二弾で!🌈

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